Senior voice 先輩の声

手術室勤務をしているときに、はじめてリンクナース委員として活動しました。そのときのリンクナース会委員長でもあり、感染管理認定看護師（専従）の方の感染管理に対する思いや姿勢、話術にはまり、感染界の魅力に取り憑かれていきました。そんな時に、感染管理認定看護師の免許を取得しないかと声をかけられたことがきっかけです。

入院患者さんや院内で働く全職員に対しての感染対策はもちろんですが、令和6年度の診療報酬改定に伴い、在宅医療を担う地域の医療機関との連携をおこなっています。CNICの役割は、多岐にわたる為、組織横断的に活動することが難しいと感じることもありますが、1つの問題に対し、職員と考えるプロセスが大切と考え丁寧に関わることをモットーにしています。感染管理は、根拠を示し実践に移すために働きかけなければなりませんが、自分ひとりでは解決できないことも、感染制御チームと協力し関わることで達成できることに喜びを感じることができ、それがやりがいにも繋がっています。

看護師は、看護師以外の他職種との連携が多く、関係性が重要となりますが、話しやすく優しい雰囲気を持っている職員が多く、働きやすくより良い医療が提供できる環境が整っていると思います。